煙道内のメンテをしました。
このお客様はシーズンの大半はよく乾いた薪を使ってましたが、一月からの一か月間乾ききっていない薪を使いました。
足りなくなって買い求めたものが、よく乾いていなかったようです。そして少ない薪を大切に使いたくてつい絞って燃やしていたら・・・・ 逆流、煙だらけ、燃えない・・・ そのはずです。
煙道内は5センチくらいしか空いてない程のススの塊でした。
この段階で今シーズンのストーブ使用は中断、他の暖房で過ごしていただきました。
煙道を外し、こちらに持ち帰りの作業です。
そこで、こんなふうにバーナーでススを燃やしきることにしました。
煙道の下には水入りバケツを置いて、燃えカスを落とします。
先のほうまではとても燃えないので、少し冷ましてからビスを外しました。
その中は・・・・こんな感じ・・・
でも煙道はあと2本もあります。
まだまだ掃除は続きます。
今回は雨上がりの湿った土の上に、にわか作業台を設置して作業をしました。
こうして煙道を安定させて、水もしっかり用意して、安全対策は怠らぬようにやらなければなりません。
そもそも、こんなにススをつけないこと、しっかり乾かした薪を使うことです。
そして、節約のつもりでトロトロ火にしようと絞る前に、一呼吸してください。
しっかりオキができているか、庫内の温度が十分に上がっているか、それから絞ることです。
庫内の酸素が完全に燃えない状態が続くとススが付きやすくなります。
煙道内火災を起こさないように、年に一度はメンテナンスを!
ススが少しついた状態でも、時として煙道内火災は発生します。