コラム

店主からの耳より情報

燃やし方・・・ひと晩中トロトロ燃やしたい~

 

どうやったら一晩中燃やし続けられるのか・・・

よく聞かれます。

 

先ずは乾いた薪を用意すること。

薪の種類はクヌギ、ナラ、リンゴ、アカシア、サクラなどの内、クヌギとナラは火持ちが抜群です。

夜だけでもナラなどを混ぜて燃やしただけで、かなり長い時間トロトロ燃えてくれます。

 

ストーブはアンコールでナラの薪を使った場合ですが新聞紙をクシュクシュとしてから薪くずや小枝をのせ焚き付けは始まります。

同時に薪を2、3本くらい入れるのですが、この時薪の間に空間を作っておく。

庫内が燃えてきて、ストーブの温度計が200~250度くらいになったらもう1,2本薪を加える。

 

ダンパーを閉めるのは再び200度を超えた時。

この時は空気調節は真ん中くらいにとどめておくと200度くらいの温度をかなりの時間保てます。

 

 

但し、薪の量がしっかり入って下の方に熾き(おき)が赤々とできている状態でなければ一定の温度は保てません。

夜中燃やし続けるには、大きな熾きがあるうちに多めの薪(太めで3,4本でしょうか)を入れてしっかり庫内の温度を上げる。

 

 

200度以上になったらまた2本くらい薪を足してダンパーを閉め空気調節を全開に・・・

数分して庫内が赤々と燃えているのを確認してから、空気調節を完全に閉めてちょっと引き戻しておきます。

 時折炎が大小に揺れながら、ゆっくりトロトロ燃えていけば・・・そのまま朝まで・・・・7時間後くらいには灰色の熾きの中に赤い火が見え隠れするくらいになっているはずです。

そして朝、新しく薪を加えて一日がスタートします。

 

Sさんの場合、熾きの作り方が小さかったこと、足した薪の量も少なく空気調節は全開だったそうです。

そんな状態では火は長持ちしないのです。

大きな火床、灰色になっても中が赤々と燃えて熱さが伝わること、などを何度も見て確認していました。

 

もう一つありがちなのは、2,3本薪を入れて赤い熾きの状態が小さくなるまで放っておいてから薪を足すのを繰り返すことです。

それではいつまでたっても、大きな火床ができずに中途半端な状態で温度も一定になりません。

思い切って多めの薪で大きな火床を作ることが、薪の節約にもなります。

 

大きな熾きは暖かさが持続し、家中が本当に温まります。

 

ヨツールやモルソーなどのクリーンバーン式の場合はダンパーは無く空気調節のみですので、微妙な絞り具合を身体で理解していただくことになります。

 

たとえば、風の強い日などはいつものような空気調節の絞りですとよく燃え過ぎます。空気の流入量をよく見極めて、調節しなくてはなりません。

ダンパー式に比べると薪がよく燃える印象になります。

 

熾きを作るのもそんなことを加味しながらやってみるといいと思います。

 

空気調節を絞っておくと、「ボッ!」と小さな爆発音が聞こえることがあります。

バックファイヤーといって、庫内にたまった生ガスが燃える時です。

そんな時はダンパーを開けて空気をしっかり取りこんで様子を見てからもう一度絞ってください。

 

酸素がちょっと足りないよ・・・絞りすぎているよ・・・という合図と思って空気を入れてあげましょう。

(ストーブの機種や薪の種類、乾き具合で多少の違いがありますので、あくまでも参考にしてください。)

 

 

 

 

 

 

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