コラム

店主からの耳より情報

くもってしまうドアガラスを何とかしたい!

 

初めて薪ストーブを燃やすとまず、気になるのがドアガラスの透明度です。

 

薪ストーブのある暮らしは夢みたものの、思い描いていた赤くクリアなガラスには程遠い・・・・と試行錯誤している方々のためにちょっとしたアドバイスをいたしましょう。

 

先ずは、燃やしているのですから、ススが出て当然!と思うこと、ですね。

(下の写真は薪が燃え尽きていて白っぽいガラスになっています。)

 

 

 

昨今の薪ストーブのガラスは高温になると、くっついたススがパラピン化してポロポロと取れていきます。ですから最初の燃焼は250度くらいまではしっかりと燃やすことです。

 

しっかりと燃やすとは、庫内がまんべんなく200度以上になるまでを、そして薪の状態は下の方に白がかった ”おき” ができ始めるまでの状態のことです。

そうなってからダンパーを閉めて空気を遮断し、後は微妙な空気調節に入ります。(バーモントキャステイング製アンコールの場合)

 

薪の節約のためにこのとき空気調節も絞りすぎることがありますが、ちょっと待ってください。

良い状態で燃やすには相応の空気も庫内には必要です。

空気調節は全開に近い状態、もしくは少し絞りかけた状態でしばらく燃やします。そうすると部屋中が徐々に暖かくなってくるのが実感できるはずです。

この暖かさが室内の壁などに蓄熱されて部屋を暖めていくのです。

 

 

しばらくこのままですと、庫内にはしっかりとした一人前の ”おき”ができているはずです。

さて、気になるドアガラスは・・・完全にクリア状態ですね。炎がよ~く見えます。

 

一方、薪の置き方でもススがつきやすくなります。

庫内のどこに薪を置くか・・・、ドアガラスにくっつくくらいに置くと黒~くススがつきやすくなります。できるだけガラス面につかない距離に薪を置くことです。

耐火ガラスですから燃えた薪がくっついても問題はないのですが、ススは見る見る間につきます。そうなったときは薪を奥に移動して高温で燃やすときれいなガラスに戻ります。

 

夜、休む時は今度は空気をしっかり絞ります。

朝、ドアガラスは白っぽくくすんでいます。”おき” も灰になって暖かさのみが残っています。

 

さあ、もう一度、昨日のように思い切って燃やしてみましょう。すぐにきれいなガラスになります、なるはずです。やってみてください。

 

 

それでも気になるちょっとしたくもり、やっぱり拭きたい・・・、その時は「耐火ガラス用」の専用クリーナーをお使いください。

 

普通のガラスクリーナーでは、耐火ガラスの強度を弱めるといわれています。注意したいところです。

但し、温度が完全に下がってから使うことです。

 

このようによく燃え、透明度のあるガラスを保つには、 ”よく乾いた薪” を使うことが必須です。

 

外の薪置き場から玄関内などの室内に、ストーブ横にと使う薪を少しずつ移動させながら常に常温の薪を燃やすことが、庫内の温度を急激に下げさせないコツです。

よく乾いた薪のお話はこちらでもしています。ごらんください。

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